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塩浜体育館に3年3.2億円/小学校8校に冷暖房機設置/市川市補正

2024/11/20 日刊建設タイムズ

 市川市は、29日開会の12月定例議会に上程する一般会計補正予算案第5号で、塩浜市民体育館外壁等改修事業に総額3億2000万円の3か年継続費を設定している。また、小学校8校の屋内運動場冷暖房機設置工事に3億6000万円を計上し、同額の繰越明許費を定めている。

 塩浜市民体育館は塩浜4―9―1に所在。建物はSRC造4階建て、建築面積3692・75㎡、延べ床面積8047・47㎡、1987年の竣工。竣工から37年が経過し、老朽化が進んでいることから、外壁、屋根、屋上、一部内装を改修する。年度内に一般競争入札を公告し、仮契約を締結。2025年6月議会で契約承認を受け、本契約を締結する。

 継続費の年割額は、24年度0円、25年度1億9200万円、26年度1億2800万円。

 学校の屋内運動場への冷暖房機の設置は、災害時の避難所として使用実績のある施設を優先して行うもの。今回の対象校は、冨貴島小、国府台小、菅野小、稲荷木小、鶴指小、新浜小、幸小、新井小。25年1月頃に一般競争入札を公告し、年度内に契約を締結する方針。

 また、(仮称)新電力会社設立出資金に3360万円を計上。カーボンニュートラルの核となる施策として、クリーンな電力を市内に供給するための新電力会社の設立を目指す。共同事業者は京葉ガスと千葉銀行。25年1月までに法定手続きを進め、2月に新電力会社を設立。25年度中頃からの小売電気事業などの手続き後、供給を開始する。

 そのほか、カメラ付き防犯灯購入1870万円、小・中学校修繕7500万円、市営住宅修繕3500万円、妙典少年野球場改修工事3000万円などを盛り込んでいる。

 補正により18億6518万4000円を追加。現計予算と合わせた総額は1845億4158万3000円となる。

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