県流域下水道事務所は、釜無川浄化センター汚泥棟外壁改修を今後計画している。本年度は詳細設計業務を進めており、成果品は本年度内に策定する。工事の見通しはまだ固まってない段階だが、早くて来年度以降に行う方向となりそうだ。
富士川町長澤1790の同センター敷地内に位置する汚泥棟を対象に、外壁や屋上部分の改修などを主に想定している。
現状としては、外壁部分の傷みや老朽化が進み、古い状態にあるため施設における維持管理の観点から直す必要があるという。
さらに、建物の屋上部分にはゴム系の防水が施されているが、経年によって剥がれた箇所が見られるもようだ。
建物の概要はRC造地下1階、地上2階建て。建築面積は1304㎡。内部にはポンプ室や電気室、薬品注入機室などを配する。
現在進めている詳細設計業務では、外壁や屋上部分の現状を把握するとともに、施設の維持に適した工法や、改修に見込まれる工費などを具体化させていく。
詳細設計業務については、JUN設計工房が担当して策定する。成果品は来年2月28日に納品される。
今後の改修工事の見通しとしては、現在まとめている設計業務の成果を確認してからとなるが、来年度以降に進めていく予定。