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長野県軽井沢町

電子入札初弾を開札/くじ決定も支障なく

2024/11/22 長野建設新聞

 軽井沢町は21日、初の電子入札対象案件となる指名競争入札1件を開札した。同額によるくじ決定となったが、前段の入札書の受け付け等も含め手続き中に大きなトラブルはなく、無事落札決定に至った。

 対象工事は「令和6年度町単町道発地馬取線側溝補修工事」(上発地)。指名業者数は6社。11月8日に指名通知し、入札書は18、19の2日間受け付けた。2026年3月までは紙による入札も認めているが、今回指名した6者はいずれも電子入札システムを介して入札書を提出した。

 町は電子入札の対象について、町内に本店・支店または営業所を有する事業者を対象とした建設工事で、かつ選定委員会が指定した案件としており、総務課は「当面はそれほど多くはないかもしれない」と見通す。また今回、案件情報を入札情報システムに搭載できなかったが、「次回は搭載できれば」と話した。

 なお、初弾工事の指名業者は笹沢建設、谷川建設、松井、村瀬組、柳沢建設、柳沢土木。4社が最低制限価格と同額の1849万4000円(税抜、以下同じ)で並び、くじ(システム内で自動決定)により柳沢建設が落札した。予定価格は2059万円だった。

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