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群馬県上信自動車道建設事務所

中郷橋の下部工建設へ着手

2024/11/22 群馬建設新聞


県上信自動車道建設事務所は、吾妻東バイパス2期の東吾妻町小泉地内で中郷橋下部工の建設に着手する。近く、A2橋台およびP3橋脚の建設工事を一括として条件付き一般競争入札で公告する。設計は三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)が手掛けた。

中郷橋は橋長126m、幅員11・48mのPC4径間連続ポステンコンポ桁橋。砂防河川である中郷沢と町道1206号線を渡すために建設する。

今回発注となる工事は、橋の西側下部工であるA2橋台およびP3橋脚を新設する。

A2は逆T式橋台、鉄筋量49tとコンクリート量639立方mを使用して建設する。高さ13・7m、幅11・48m、型枠面積は576㎡となっている。基礎はφ1・5m、延長7mの場所打杭を12本打設し、鉄筋量は29t、コンクリート量は149立方mを用いる。掘削土量は3566立方m、埋め戻し土量は515立方mとなる。

P3は高さ14・7m、幅6mの張り出し式橋脚。鉄筋量187tとコンクリート量1052立方mを使用して築造する。型枠面積は443㎡。基礎はφ1・5m、延長11mの場所打ち杭を25本整備する。鉄筋量は104t、コンクリート量は485立方mを使用し、掘削土量は4690立方m、埋め戻し土量は3685立方mとなっている。

同橋では今後、A1・P1・P2工事、上部工架設や高欄工などを行っていく。

吾妻東バイパス2期は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ延長約6700m、幅員10・5mの高規格道路。2014年度から事業に着手しており、29年度の開通を目指し整備を進めている。

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