玉村町は福島地内の敷地約2・7haの敷地で、民間事業者が商業施設整備を計画していることを示した。現在は整備に向けて、都市計画変更の手続きに着手したところ。2025年度に予定している県の都市計画定期見直しに合わせて町計画の変更を完了する見通しのため、整備は25年度以降となることが見込まれる。
対象区域は中央小学校(福島401)から主要地方道藤岡大胡線バイパスを挟んで東側となっている。土地利用計画としては、都市計画の変更面積が同線も含む約3・2ha。うち、開発区域はスーパーマーケットのプロムナード両水跡地とその西側にある農地を合わせた約2・7haとなっている。敷地内には地下貯留槽約0・6haや緑地0・1haの整備を予定。造成含む施設整備は、いずれも進出企業が実施することとなる。また、敷地中央には、既存の水路が通っている。進出する企業の公表については、現在も調整を進めている段階。
該当地域は、国道354号や主要地方道藤岡大胡線バイパスの沿線に位置し、玉村町の都市計画マスタープランでも、買回り品を中心とした集客力の高い商業施設の立地を促進する沿道サービス地として位置付けている。現在は、文化センター東地区として地区計画の変更に向けた準備を進めているところ。今後、地区計画の変更に合わせて町決定として用途地域を近隣商業地域とするほか、県決定として計画区域区分の変更が必要となっている。