千葉市は26日開会の第4回定例議会で、一般会計補正予算案第5号と病院事業会計補正予算案第1号について承認を要求する。一般会計では、学校施設の環境整備に伴う実施設計業務に債務負担行為を設定。内訳は、中学校25校・稲毛高等学校・特別支援学校3校の体育館冷暖房設備整備に限度額1億2644万円、西の谷小学校・中学校3校の大規模改造および中学校6校の外部改修に限度額1億7600万円、小学校4校・中学校2校のエレベーター設置に限度額7260万円。期間は2025年度まで。同年度に実施設計をまとめ、26年度の工事発注を目指す。
そのほかの債務負担行為は、小学校2校の給水設備改修工事および小学校1校・中学校2校の消火設備改修工事に限度額1億6760万円、市有建築物計画的保全に限度額2億1400万円、亥鼻公園の魅力向上に限度額1300万円を設定している。期間は25年度まで。
市有建築物計画的保全については、施工時期の平準化を図るため、25年度実施予定の設計10件の委託と工事5件の発注を年度内に前倒す。
さらに、ナラ枯れ被害木約270本伐採等対策事業費3600万円を措置している。
一般会計は、補正により3600万円を増額し、総額を5204億6958万5000円とする。
病院事業会計では、市立青葉病院の空調熱源更新に、25年度までを期間とする限度額1億2650万円の債務負担行為を定めている。