南部町は、林道剣抜大洞線2号箇所の改良工事を本年度に予定している。工事は11月末に指名競争入札を執行して発注となる。
福士地内を通る同林道の一部区間を対象とし、路側の改良工事を行うもの。
該当箇所においては、既存する路側が崩壊した状況にあるという。
現場の山側には側溝が備わっており、現在は鉄板を敷いた形で車両が通行できるような措置が施されている。
工事概要はL17・3mを予定。復旧作業では補強土壁(ジオテキスタイル)を新たに設けて対応する。
同線は林業作業などに活用されているため、町では作業に支障が出ないよう崩れた箇所の早期復旧を目指す。
工事に伴う設計業務については東日が担当してまとめた。成果品はすでに納品済みとなっている。
工期には約3カ月強を見込んで進める。来年3月末までには完了させる見通し。