県上越地域振興局地域整備部は、夷浜地区海岸県単海岸施設補修陥没復旧工事を担当した高舘組に優良工事証、優良工事に貢献した相馬工務店と上越鉄筋興業に優良工事貢献企業証を、それぞれ交付した。21日には、上越振興局で交付式が執り行われ、斎藤龍夫地域整備部長から表彰状が贈られた。
斎藤部長は、「各事業、工事において工程管理、安全管理に高い意識を持ち、良好な成果を上げられた証である」とたたえ、「上越妙高地域の安全安心を守り、さらなる発展に事業を進めるため皆さまからの協力をお願いする」とした。
優良工事証を受賞した高舘組の高舘徹社長は「工事の大小に関わらず、社内で着手前には若い技術者も交えてさまざまな検討を行っている。われわれの考えと発注者のご指導、アドバイスが、一つになって事業を進めていかなければいけない。これからも地域みんなで協力し、良い仕事で県民の皆さんの期待に応えたい」としながら「まずは、今日の感激を社員と分かち合いたい」と喜びを語った。
また、優良工事を受賞した澤井商事の国道253号三和安塚道路神田高架橋下部工(その8)工事に貢献した相馬工務店の太田正巳氏は「元請企業、その他の下請け企業の皆さまとともに協力して頂いた賞であり、これからも日々努力していきたい」と話し、上越鉄筋興業の黒田昭博代表取締役は、「能登半島地震で社屋が倒壊寸前となり、正月早々から大変厳しい状況を余儀なくなされたが、新社屋も完成し、創立60周年の節目も迎えた。今回の受賞を励みに、より一層地域の発展のために頑張っていきたい」とした。
なお、昨年度に完成した500万円以上の工事の中から、上越地域整備部および上越東維持管理事務所管内では、5工事が推薦され、国道253号三和安塚道路神田高架橋下部工(その8)工事を担当した澤井商事と、(主)大潟高柳線県単道路改善(道路)道路改良工事を施行した太陽開発が優良工事表彰、優秀技術者賞を受賞している。
【写真=上越管内の優良工事証、貢献企業証受賞者】