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(社)埼玉県建設産業団体連合会

埼玉建産連がコミュニケーションで研修会

2024/11/15 埼玉建設新聞

 埼玉県建設産業団体連合会(建産連)は13日、本年度第の建設産業研修会を埼玉建産連研修センターで開いた。当日は30人が参加して、現場管理者のコミュニケーションについて理解を深めた。

 この研修会は建産連、埼玉県建設業協会さいたま支部、東日本建設業保証埼玉支店、埼玉県造園業協会、埼玉建築士会との共催で開催。主催者代表あいさつで建産連の研修指導委員長を務める埼玉県地質調査業協会の越智会長は「建設産業は担い手不足という大きな課題があり、特に次世代を担う若手技術者や技能者の採用、育成定着にはどの企業も頭を悩ませていると思う。本日は建設経営サービス提携講師の森川あや子先生から講演をいただく。この講習では、いまどきの若者の気持ちや本音を知ることにより、採用時に若手を惹きつけるコツ、採用後に若手のやる気を引き出すような関わり方などについて、実践的なお話がいただけるものと期待している」と述べ、有意義な研修となるよう呼び掛けた。

 森川講師は、人材育成、コミュニケーションなどコーチング等を専門としており、女優としても「スケ番刑事」にも出演した経歴を持つ。現在はオフィスアイム代表として講演や研修を全国各地で実施している。森川講師は「若手が選ぶ!育つ現場・職場づくりに欠かせない!現場管理者のコミュニケーション!」テーマに、早期離職につながる重大要因を示した後、業界や会社の魅力を届ける方法や、若手の活躍を後押しする現場の空気の作り方などを伝えた。

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