埼玉県建設資材の県産品フェア2024が27日、始まった。会場は大宮ソニックシティで、きょう28日午後3時30分まで開かれる。今回は記念の第20回で、過去最多の61ブースが出展している。
開会式で小沢正康実行委員長(埼玉県建設発生土リサイクル協会理事長)は「建設関連産業が県民の暮らしを支えていることを誇りに感じ、来場者へ製品、技術のPRをしたい。自然災害が多発する中、埼玉県が建設資材および新技術の先進県になるように努力していきたい」とあいさつした。
続いて県土整備部の吉澤隆部長が登壇。フェアの目的について「県産品のさらなる利用拡大」と強調。今後も積極的にPRしていくと述べた上で、「関係者に広くご案内しており、多くの方が来場していただけると考えている。自社の製品、技術を存分にPRしていただき、さまざまな現場で活用されることを期待したい」と締めくくった。
来賓として招かれた埼玉県建設業協会の小川貢三郎会長は出展製品、技術について「日々の研究開発の成果であり、地域の特性を生かした素晴らしいものばかり。私たちの暮らしをより豊かに、そして安全にするための技術の結晶」と紹介。「建設業は地域の活性化に貢献する重要な役割を担っている。今回の県産品フェアが新しい発見や出会い、そして地域の活性化につながることを願っている」と話した。
その後、出展者を代表してホクエツ関東の上石健太郎社長が開会を宣言。「良い製品をアピールする最大のチャンス」と意気込んだ。