中野市は27日、12月補正予算案を明らかにした。0市債を活用した債務負担行為を13事業で設定。施工時期の平準化を図る。限度額の総額は5億7111万円。
市は2023年度から、12月補正予算で債務負担行為を設定し、年度内に契約・発注を行う取り組みを開始。発注時期を平準化し、4月、5月の閑散期を解消することが狙い。今回設定したのは道路改良や舗装修繕、側溝改修など土木系が9事業、小中学校等の照明LED化が3事業、保育園への空調設備設置が1事業。
また下水道事業会計で、当初予算で措置した公共下水道事業費9億830万円の継続費について、期間を1年延長し年割額を変更。補正後の年割額は24年度9400万円、25年度4億6635万円、26年度3億4795万円となる。
一般会計の歳出では、県営土地改良事業負担金に250万円、生ごみたい肥化機器等購入助成金に100万円を追加した。一般会計全体の追加額は2億453万円で、補正後の総額は265億2029万円となる。
補正予算案を審議する定例議会は12月3日から12月18日まで。
今補正案で追加した債務負担行為は次の通り。(単位千円)
◆豊田野球場照明改修(LED化)工事=99,050
◆ひらおか保育園遊戯室空調設備設置工事=11,126
◆米山線道路改良工事=36,000
◆篠井間山線舗装修繕工事=21,000
◆小沼25・27号線舗装修繕工事=6,300
◆西江部26号線舗装修繕工事=3,000
◆七瀬古牧線舗装修繕工事=27,500
◆篠井殿橋線冠水対策工事=57,600
◆岩船17号線側溝改修工事=2,898
◆立ヶ花14号線側溝改修工事=7,140
◆七瀬古牧線消雪施設更新工事=90,000
◆小学校照明改修(LED化)工事=38,993
◆中学校照明改修(LED化)工事=170,504