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群馬県前橋市

前橋市がゼロ市債で水道工事7件

2024/11/29 群馬建設新聞

前橋市は、鉛製給水管の布設替え工事6件の発注を計画している。12月補正予算案で水道事業会計のゼロ市債として設定した、施設改良事業2億3000万円から予算を確保する。工事は一般競争入札で、年明けから年度末にかけて公告となる。このほか水道事業会計のゼロ市債では管網整備事業1700万円も計上しており、1件の工事発注を予定している。

対象となる地区は本庁管内2件、上川淵地区1件、下川淵地区1件、東地区1件、芳賀地区1件の内訳。設計は、いずれも直営で作成している段階で、その中で詳細な延長などを詰めるとしている。鉛製給水管は2023年度末時点で1万4060軒で残っており、今後も順次更新工事を進めていく。

管網整備事業での工事は、都市計画道路上新田前箱田線の整備事業に合わせて行う。同線は箱田中学校(前箱田町396-1)から東へ延び、滝川を渡す樋越橋を経由して大利根町との境界までの約780mで道路拡幅を計画している。

ゼロ市債での工事で樋越橋から西側の区間を対象に、道路工事に先行して水道管本管を布設する。布設延長は約200mを想定している。管種は配水用ポリエチレン管で、口径はφ200㎜が165m、φ100㎜が35mとなる。設計は直営で作成する。

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