新潟県建設業協会は27日、栗ノ木・紫竹山道路工事の現場に新潟工業高校1年生を招いた現場見学会を開いた。若年建設従事者の入職促進活動の一環で、建設系学科の高校生を対象に建設産業に対する理解と認識を深め、魅力を感じ取ってもらうため新潟県との共催により開催。
同校ミライ創造工学科の1年生40人が、加賀田組と新潟藤田組がそれぞれ施工する栗ノ木高架橋下部工工事の現場で、工事担当者から工事内容の説明を受けたほか、休憩所やトイレなど建設現場の様子も見学した。
現場を見学した生徒は「普段近くを通って見てはいたが、何をやっているか分からなかった」と話し、初めて見る工事現場に「すごい」と感想を語った。
現場代理人を務める加賀田組の源川学氏は「今、建設業は人手不足であり、もっと業界に興味を持ってもらい、入ってきてもらいたい。苦労することもあるがチームで一つのものをつくる建設業の仕事は面白い」と語った。
【写真=工事の進捗を見学】