柏崎市は25日、第2回入札監視委員会を開き、本年度5月~7月に発注された工事入札の審議を行った。5件を抽出して行われた審議のうち、参加8社中7社が予定価格超過で、99・3%の高落札となった中通コミュニティーセンター太陽光発電設備設置(電気設備)工事では、委員からメーカーの選択肢など価格差が生じる余地について質問されるなど積算の過程などで質疑が交わされた。
市では、「メーカーは指定せず、見積もりでの最低価格を採用した。卸値は変わらず、金額差はその他の部分となる」と説明した。
なお、今回審議対象となった5月16日~7月31日までの期間には、92件、当初契約額合計30億4395万8500円が発注され、平均落札率は96・6%だった。
契約方式別の内訳は次の通り(①件数②当初契約額合計③平均落札率)。
◇制限付き一般競争=①55件②24億168万1700円③96・6%
◇制限付き一般競争(総合評価方式)=①6件②2億2610万万5000円③96・6%
◇指名競争=①25件②3億7324万9800円③96・9%
◇随意契約=①6件②4292万2000円③96・6%
【写真=5~7月の入札審議】