飯山市は2024年度市道除雪事業に当たり、実際の作業時間にかかわらず、シーズンを通した想定作業時間(設計時間)の70%を保障する新たな対応を実施する。除雪作業を担う建設企業の健全な経営を支援し、安定した除雪体制を維持することが目的。
設計時間は過去10年間の作業時間の平均値(最低、最高の値は除外)。道路管理課は「最低保障は県のほか、他の市町村で実施しているところもあるが、考え方は自治体により異なる。業界からの要望も踏まえ、独自の形で設定した」と話した。
また、これまで3年間としていた契約期間を5年間に延長。より長期にすることで、受注企業が除雪機械などの投資計画を立てやすいようにした。
なお、市道除雪は市内を12ブロックに分割し、ブロックごとに相手方を選定している。