記事

事業者
群馬県太田市

太田市は八王子山公園の整備工事を計画

2024/12/03 群馬建設新聞

太田市は上強戸町地内の北部運動公園(八王子山公園)で計画する再整備工事の内容が固まり、近く一般競争入札で公告する。再整備内容はドッグラン整備工事およびサクラの植樹工事の2件。工事費については9月補正予算で合計1億6286万7000円を計上しており、全額繰越明許費に設定している。ともに直営で設計業務は手掛けた。

八王子山公園(上強戸町2079-3)は2008年に開園。約19haの規模となり、芝桜などの花の名所として知られているほか、園内には野外ステージやランニングコースなども整備されている。

ドッグラン整備工事は、公園北側における約7000㎡の土地で予定している。中大型犬エリアおよび小型犬エリアに分け、水飲み場、手洗い場、ベンチなどを整備し、あずまやは2基、トイレ1カ所を設置。フェンスは延長520mで設置する。工事費については8692万2000円を充てる。

また、植栽はサクラなどの高木植樹となり、約250本を公園の北西部や南西部に植え、既存のサクラ50本と合計して約300本のサクラが咲く名所としてのPRを図る。品種についてはジンダイアケボノ、オカメ、エドヒガンなどとする。工事費は7694万5000円としている。

再整備は北関東自動車道太田強戸スマートインターチェンジ付近に位置しているため、交通の便が良く遠方の観光客を呼び込むことが狙いのほか、愛犬家の来園が多いためにドッグラン整備を行うもの。

直近の工事では、駐車場として活用されていた箇所7800㎡に芝生を植え、多目的な広場として整備する工事を行っており、イベント会場や子どもの遊び場などとして広く活用されている。施工はクツカタ(太田市)が手掛けた。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら