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【適正化指針】週休2日を推進/繁忙期の解消など位置付け

2024/12/03 本社配信

 国土交通省が示した適正化指針改正案のうち品確法改正への対応では、週休2日工事の推進などを示すとともに、昨今の課題への対応として繁忙期の解消などについて明記している。

 品確法改正の対応で、週休2日工事の推進については、週休2日の確実な実施と対象工事の拡大を示した。実施に当たり必要となる経費を適正に計上することも盛り込んでいる。

 昨今の課題への対応では、情報公開の原則インターネット化は6月に通知を出しているもの。改めて指針に入れている。行政DX的な観点とされる。

 繁忙期の解消は、これまでピークカットといった言葉で言われてきた取り組み。閑散期における工事量の確保を図り、繁忙期を解消し平準化を進める形。平準化の中に、繁忙期の解消も入っていることを明記した。

 時間外労働規制と猛暑日の考慮は工期の基準に基づき記した。

 多様な人材の確保に向けた環境整備は、若手技術者、女性技術者の登用を考慮して施工実績を緩和した競争参加資格の設定、快適トイレの活用等を含んだ仕様書等の策定を位置付けた。

入契適正化指針について議論した中建審

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