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1月上旬にプロポ/南長野スタジアム照明改修

2024/12/13 長野建設新聞

 長野市は12月補正予算案で限度額7億4447万3000円の債務負担行為を設定した「南長野運動公園スタジアム照明LED化事業」について、事業者を公募型プロポーザル方式で選定する。2025年1月上旬に公告し、2月末に優先交渉権者を決定するスケジュールだ。

 オリンピックスタジアムとUスタジアムのナイター照明を現在のメタルハライドランプからLEDに更新するもので、これにより年間で電気料金約233万円、排出CO2約29.5tの削減効果を見込む。

債務負担行為の設定により、早期に事業者選定作業を行い、25年度中の事業完了を目指す。

 プロポーザルで提案を求める内容は①休館期間短縮のため、工事中でも施設が使える工法②施設外への光漏れ(光害)対策③まぶしさ(グレア)対策④観客席や広告箇所の照度の確保⑤ランニングコストの削減―といった項目を想定している。


■Uスタ排水改修は条件付一般

 同じく12月補正予算案で限度額8億894万円の債務負担行為を設定した「Uスタジアム排水設備外改修事業」については、既報の通り11月期の市請負工事審査委員会で入札方法を条件付一般競争入札に決定。本年度内に施工者を選定する。

 事業内容はピッチ地下に埋設してある排水設備の更新、土壌の入れ替えによる排水機能の復旧、施設環境に適した暖地型芝「タホマ31」への入れ替え。概算数量は暗渠排水工L1960m、芝生生産張芝工A7810㎡、人工芝張芝工A3430㎡。

 計画では25年7月からスタジアム外のほ場で芝を育成。27年1月から9月にかけて排水設備更新、土壌入替、芝生張り替えを一体的に施工する。

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