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中小企業の再生支援/建設45社は計画策定完了

2006/04/28 本社配信

 中小企業庁が中小企業再生支援協議会の全体状況について公表した。再生計画策定完了の企業894社のうち建設業は45社。公共工事減少に伴う赤字経営相談が最も多いという。

 中小企業再生支援協議会は、中小企業の再生に向けた取り組みを支援する公的機関。経営上の問題はあるものの事業再生意欲を持つ企業が対象となる。

 3月31日現在での相談企業数は全体で8859社。このうち相談段階で課題が解決した企業は4041社、再生計画の策定完了894社、支援中は477社、再生可能性が低く対応が困難な企業は669社、その他1798社、相談継続中980社となっている。

 17年度2月~3月の新規相談数は前年同期比37・8%増の521件。4月以降も増加が予想される。建設業も競争の激化等により、増加傾向にあるとしている。

 次回の公表は6月を予定している。

 再生計画策定完了案件のうち建設業の公表分概要は別表の通り。



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