建設物価調査会が２０２４年12月分の土木工事費指数を発表した。同指数は工事価格の変動を把握することを目的に作成。15年の平均を１００として算出している。12月の東京における公共事業の指数は１２５・６（暫定値）となり、前月比０・０％増、前年同月比では３・７％増で堅調な増加傾向を示した。

　工事種類別の動向では、下水道が前年同月比４・１％増と最大の伸びとなり、他の工種でも高い伸びを示した。

　各指数（暫定値）の動向は以下の通り。

◇公共事業＝１２５・６、前月比０・０％増、前年同月比３・７％増

◇治水＝１２６・４、前月比０・１％増、前年同月比３・８％増

◇道路＝１２３・７、前月比０・１％増、前年同月比３・４％増

◇下水道＝１２７・５、前月比０・１％増、前年同月比４・１％増

◇道路改良＝１２２・８、前月比０・１％増、前年同月比３・８％増

◇道路舗装＝１１６・４、前月比０・１％増、前年同月比２・７％増

◇道路橋梁＝１３０・５、前月比０・０％増、前年同月比３・５％増

◇道路補修＝１１８・２、前月比０・１％増、前年同月比３・２％増

◇災害復旧＝１２５・０、前月比０・１％増、前年同月比３・４％増