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山梨県韮崎市

韮崎6号線で拡幅など、年度内に発注予定

2025/01/09 山梨建設新聞

 韮崎市は市道(韮崎)6号線で拡幅および法面対策を計画しており、本年度予算分に係る工事発注を年度内に予定する。

 市道は岩下地内を通り、学校の通学路としても利用される。幅員が車のすれ違いに十分な広さを満たしておらず、交通量も多い。過去に落石が発生したことから安全性の向上に取り組む必要性もあり、岩下地区急傾斜地対策事業として拡幅工事と法面対策を計画している。

 工事の計画地は路線上の慈眼院周辺。寺付近のカーブより上り坂が続き、1車線の狭小区間を対象とする。

 全体計画延長は240m。車道は2車線(2・75m×2)で、路側帯を含めて6・5mの幅員確保を目標とする。現在は車2台のすれ違いは不可能ではないが、ゆとりが少ない状況にあり、坂道の途中からは2車線の広さが確保されている。

 工事の進め方は、谷側で幅員を広げ、山側の法面対策を行うイメージ。

 12月補正予算では、繰越明許費にて、道路改良工事、土地購入費、補償金、土地鑑定手数料に係る事業費1億2000万円を設定。土地購入後、準備が整い次第、発注を予定しており、拡幅と法面対策は一括発注を視野に入れる。

 詳細設計用地測量業務は昨年度にサンポーが実施した。

計画地の様子

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