全国建設研修センターは10日、2024年度の1級土木施工管理技術検定「第二次検定」の合格者を発表した。試験は24年10月6日に全国13地区31会場で実施。受検者数は2万7220人(前年度比84人減)。合格者は1万1224人(同比2164人増)で、合格率は41・2%(前年度33・2%)だった。
合格者の勤務先は、知事許可土木工事業が36・1%、大臣許可土木工事業33・9%、公務員・独立行政法人等9・7%など。学歴別では大学が53・5%で最も多く、高等学校が31・1%と続いた。男女別では男性が89・8%、女性は10・2%だった。合格者に占める2級土木施工管理技術検定合格者の割合は52・5%となっている。
第二次検定の合格者は、所定の手続きを行うことで国土交通大臣から合格証明書が交付され「1級土木施工管理技士」と称することができる。