住宅生産振興財団およびすまいづくりまちづくりセンター連合会が「住まいのまちなみコンクール」の受賞3団体を決定した。受賞団体は、維持管理活動推進のため1団体1年あたり30万円が3年間支援される。
同コンクールは、まちなみ形成活動に取り組む団体を、まちづくりのモデルとして表彰し支援するもの。2024年5月から8月にかけて募集し、審査委員会(審査委員長・大月敏雄東京大学教授)で審査が行われた。
受賞団体は次の通り。
◇国土交通大臣賞=月見町第1ガーデンハイツ自治会・月見町第1ガーデンハイツ(奈良県生駒市)。住民が生活価値を育む活動を継続し、多世代にとって住みたいまちとして評価されている。
◇住まいのまちなみ優秀賞=てらいけ自治会建築緑地協定運営委員会・てらいけ地区(兵庫県神戸市)。柔軟に運用されるルールのもと、緑地空間の歩道的利用やガレージの集会所的利用など個人資産を提供しあっている。
◇住まいのまちなみ賞=清水沢プロジェクト・清水沢エコミュージアム(北海道夕張市)。炭鉱住宅や炭鉱遺産、地域文化の継承に取り組んでいる。