記事

事業者
東日本高速道路(株)関東支社

年度内に一般発注/工事規模50億以上/東関道潮来舗装

2025/01/10 日本工業経済新聞(茨城版)

 ネクスコ東日本関東支社は、2026年度の全線開通を目指す東関東道水戸線(潮来~鉾田)で、年度内に東関東自動車道潮来舗装工事をWTO対象の一般競争入札で公告する見通しだ。工事概要は延長約12㎞、舗装面積約15万㎡、工期には約20ヵ月間を予定し、想定工事規模には50億円以上を見込む。入札は来年度に行われる。

 工事場所は潮来市~行方市間で、同区間では条件付き一般競争入札により、識設置工事も年度内に公告し、来年度に入札を執行する。

 標識設置工事の概要は、本線標識柱約340基、標識板約500㎡、市街地標識柱約20基、標識板約200㎡を設置する。工期には約25カ月を予定し、工事規模は5億円未満を見込む。

 東関東道水戸線(潮来~鉾田)の工事進捗状況は、用地取得率が約97%。15年度から工事着手し、全線で工事を実施中。交差道路のこ線橋、横断函渠等の工事は、おおむね完了し、現在、電力線等の支障物件92カ所のうち、残り24カ所の移設を推進している。一部地権者による土地の明け渡し、物件の収去が必要な土地があるものの、用地の明け渡しが順調に進んだ場合、26年度の全線開通を予定。また、北浦IC(仮称)~鉾田IC間は前倒しで26年度半ばの開通を目指す。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら