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群馬県高崎土木事務所

西毛広幹道高崎工区 補強土壁工などを発注 1月中旬一般競争

2025/01/11 群馬建設新聞


県高崎土木事務所は西毛広域幹線道路高崎工区整備で行う道路改良工事分割24号について、1月中旬の条件付き一般競争入札公告へ準備を進めている。工事期間はフレックス工期90日も含んだ約15カ月を見込む。工事では延長約209mの補強土壁工を施工するほか、側溝工や舗装工、防護柵工、取り付け道路工、側道工を実施する。設計は冨永調査事務所(高崎市)が手掛けた。

工事は高崎市保渡田町地内で工事中の大清水川函渠を挟んだ東側と西側で実施。東側が約60m区間、西側は約53mを対象に施工する。なお、大清水川に設置する大清水川函渠の築造工事は坂本工業(高崎市)が3月14日までの工期で進めているところ。

補強土壁工は多数アンカー補強土壁工法により延長209・3m、施工高2m~10mで整備。補強土壁工は本線南側と本線北側で施工する。本線南側の施工延長は96・3mで、施工面積は437・1㎡。本線北側については施工延長が113m、施工面積は379・9㎡となる。施工高については壁面材の高さとなり、笠コンクリートや防護柵基礎は含まれていない。

使用する補強材、盛土材、排水材、壁面材は◇補強材=タイバー1284本、アンカープレート1284枚◇盛土材(流用土)=4120立方m◇排水材(切砕40-0)=398立方m◇壁面材(コンクリート製壁面材)=624枚、817㎡-となる。アンカープレート付き補強材として使用するφ16㎜~φ20㎜の鋼棒は1284本設置する。

側溝工では300㎜×300㎜と300㎜×400㎜の管渠型側溝を合わせて213・1m布設する。300㎜×300㎜は177・6m、300㎜×400㎜については35・5mで整備を行う。

舗装工は路床置換(山砕100-0)を1249立方m、下層路盤工(再生砕石40-0)については1248・4㎡実施する。

防護柵工は延長209・3mで防護柵基礎工を施工。

取り付け道路工は2路線整備を行う。本線から北へ延びる路線が延長31・9m、本線南側を東西に通る路線は延長105・4mで施工する。本線北側に設ける側道は延長297・1mで整備を行う。

高崎工区は主要地方道前橋安中富岡線のバイパス事業で、高崎市棟高町地内の主要地方道高崎渋川線と交差する観音寺南交差点から高崎市箕郷町下芝地内の主要地方道高崎東吾妻線までの3170m区間となる。

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