太田市は小中学校屋上防水改修事業として、第１次実施計画で今後４カ年で４億円を算出している。２０２５年度については韮川小学校（台之郷町９９９）および木崎中学校（新田木崎町３０１）の２校を現段階では想定しているが、数校増える可能性もあるという。

同事業は耐用年数の過ぎた屋上防水の更新を行い、漏水対策をするとともに躯体内に雨水を侵入することを防ぎ、建物の延命化を図ることがねらい。25年度に工事を予定する韮川小学校の北棟はＲＣ造３階建て、延べ床面積３０５８㎡、南棟はＲＣ造３階建て、延べ床面積２４８５㎡。木崎中学校は北棟がＲＣ造２階建て、２０７２㎡、南棟はＲＣ造３階建て、延べ床面積１９７１㎡となる。

25年度以降の工事としては、26年度は薮塚本町小学校（藪塚町１７４１）、宝泉東小学校（藤久良町１）で予定。27年度は毛里田中学校（矢田堀町２４２－２）、西中学校（八幡町24－１）、28年度については太田小学校（本町31－１）、宝泉中学校（宝町７３５）での工事を計画している。なお、26～28年度に関しても数校増える見通し。

なお、今年度は同様の屋上防水改修工事として、薮塚本町中学校南教室棟を対象に、ささの産業（太田市）が手掛けている。

また、駒形小学校の管理・普通教室棟および特別教室棟の工事については、加藤建設興業（太田市）が屋上防水改修工事を実施している。