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茨城県住宅課

年度内に分離発注/桜川西アパート107号棟建築工

2025/01/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 県住宅課は、桜川西アパート107号棟建築工事で、年度内に▽建築本体▽電気設備▽給排水設備▽ガス設備―の4件を発注する。建築・電気・給排水設備については一般競争入札、ガス設備工事は随意契約となり、現在、発注に向けた準備を進めている。工期はいずれも12カ月を見込む。

 新築する桜川西アパート107号棟は、RC造4階建て、住戸数16戸で計画。概算事業費として約4億2000万円を想定し、内訳はアパート本体工事が約3億3500万円、付帯工事で約8400万円を見込む。付帯工事では、基礎工事に約2900万円、エレベーター工事で約3000万円、屋外付帯工事が約1800万円、消防設備工事が約500万円を試算する。本年度予算では2025年度分の債務負担行為で限度額3億9840万円が設定されている。

 設計は、隣接する108号棟とともに早川建築事務所(水戸市)が担当。108号棟の新築工事については来年度以降に発注する方針だ。

 桜川西アパートでは、長年の使用による老朽化や設備の陳腐化などから、1968~69年に建設された15棟、157戸を、10棟160戸に建替える計画。これまでに101~106号棟の新築が完了。今後108~110号の建設も計画される。

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