原村は、原消防署の隣にある村有地(6521番地1ほか)に飲食店を誘致する。出店事業者は公募型プロポーザル方式で選定するとし、20日に手続きを開始した。村有地を活用した飲食店の誘致は初の試み。
対象の土地は諏訪広域消防本部原消防署の東側。貸付期間20年の賃貸借契約とし、貸付面積は最大1000㎡の範囲内で借主の希望する面積。年間の最低賃借料は1㎡当たり546円。開業時期は基本協定書締結後2年以内とする。
参加申込書の提出期限は2月19日、企画提案書の提出期限は3月21日。プレゼンテーションは3月27日に行う。審査結果の公表は4月上旬、契約締結は同月下旬を予定している。
村内には飲食店が少なく、かねてより村民から要望があった。企画財政課は「飲食店はにぎわいを創出する場でもある。観光客や他の地域からの訪問者も呼び込むこともできる。村民の要望に応えるとともに、地域の活性化にもつながれば」と事業の意図を話した。