県峡南林務環境事務所は、伊沼南地すべり防止工事(明許)(余フ)を進める。工事は総合評価方式の一般競争入札を執行して発注となる。入札公告の時期は2月上旬早々を予定する。
身延町伊沼地内を対象に斜面の地すべり防止工事として、山腹工を行うもの。
当該箇所の対策工事は、5カ年をかけて計画。これまでに継続してアンカー工が進められており、今回の発注分により最後の工事となる。
計画によると全体で5・90haを対象に、山腹工による対策工事を進めていく。
今回の工事では、L238mにおいて10本のアンカー工を行う。アンカーの長さは23m~24・9mを予定している。施工する箇所によって、適した長さの材料を使用して対応する。
対策工事の実施によって、山地斜面の崩落を防止するほか、森林環境の保全につなげていく。
工事に伴う設計業務については国土防災技術が担当してまとめた。成果品は既に納品済みとなっている。
工期は約8カ月間を見込んでいる。2025年12月の完了を目指す。