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山梨県南アルプス市

幹線的な道路を検討/IC周辺で整備方針着手

2025/01/30 山梨建設新聞

 南アルプス市は、中部横断自動車道・南アルプスIC周辺における道路・交差点整備方針検討業務に着手している。IC周辺の開発に伴い、幹線的な道路整備の検討を行うもの。業務委託はケイコンサルタントが担当して進める。成果品は3月いっぱいまでの納品を目指す。

 市においては、南アルプスIC周辺整備事業を進めており、周辺開発に伴って道路インフラを重要な要素として挙げる。

 現在既存する周辺道路や幹線道路に連絡するための道路を検討するとともに、同IC周辺地域の近くに位置する十五所や寺部、吉田地区を対象に、新たな道路整備を検討していく。

 IC周辺には、fumotto南アルプス地域交流エリアや、4月に開業するコストコホールセール南アルプス倉庫店が位置する。

 そのため今後は、県内外など各方面からの来訪者のほか、中部横断自動車道や県道などからの交通量が増加し、周囲の生活道路においても交通渋滞の発生が想定される。

 今回の業務において、まずは線形や路線等の検討を開始し、道路の概略部分の設計を進める。さらに、接続部分や交差点の形状等、場所をなども含めた検討に入る。

 整備方針において市では、安全な交通環境の整備を主な目的とし、同IC周辺の幹線的な道路の検討を進め、道路ネットワークの構築を目指す。

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