埼玉県塗装業協同組合(埼塗協、遊馬久治理事長)・埼塗協技能士会(大森真会長)は22日、さいたま市内の東天紅JACK大宮店で2025年の合同新年会を開催した。当日は会員、賛助会員やメーカー、来賓を合わせて80人が出席。親睦を深めるとともに飛躍の年となるよう祈念した。
遊馬理事長はあいさつで「技能検定は前期が無事に終わり、後期も今週末で完了になる。建築塗装は150人近い受検者があり、対応いただいた関係者に感謝申し上げる。また、日塗装との合同セミナーは3年連続で開催したほか、11月末には両団体青年部合同での塗装ボランティア活動を実施した。埼塗協と日塗装の良い関係ができており、引き続き協力してやっていきたいと思っている」と昨年の活動を振り返った。続けて環境省が推進するデコ活宣言について「塗装業界ではまだ登録企業が少ないので、埼塗協としても登録をお願いしたい。今年も皆さまの事業に資する活動をやっていきたいと思うので、要望等をお聞かせいただきたい」と協力を呼び掛けた。
多数招かれた来賓からは、県職業能力開発協会の武藤彰専務理事、県技能士会連合会の立川修子会長、商社・メーカー代表の日本ペイント埼玉営業所の井戸田岳大所長が祝辞を贈った。
来賓が紹介された後、日本塗装工業会埼玉県支部の西浦建貴支部長が「デコ活を日塗装も埼塗協と一緒に進めていく。こうして事業を一緒に進めていく中で、新たなコミュニケーションも生まれていけばいい」とこれからも協力していこうと乾杯。会場は和やかに歓談の輪が広がり、出席者は親睦を深めた。
写真=あいさつする遊馬理事長