埼玉県消防設備協同組合(大室昭浩理事長)は21日、2025年の新年賀詞交歓会を、さいたま市内のパレスホテル大宮で開き、組合員や来賓ら81人が参加して、新年のスタートを参加者全員で祝った。
冒頭のあいさつで大室理事長は、昨年の総会で決議した官公需適格組合について「藤岡前理事長のご尽力と中央会様のご協力により、無事に決定通知をいただいた。スタートラインに立つ権利を得ただけであり、これから組合の力を結集して、解決しなければならない問題がたくさんある。今年はその第一歩として、組合の目標として進めていければと思う」と報告。続けて「組合に入っていれば、会員同士の交流や技術の向上を図ることができるということを、皆さん一人一人が自覚をしながら組合活動に積極的な参加をお願いしたい。いろいろアイディアを理事会に出していただき、より良い組合の事業が出来るように」と決意を新たにした。
来賓には、さいたま市消防局の長江照夫消防局長、埼玉県消防設備協会の梅澤將明会長ら多数が出席。祝辞で長江局長は
さいたま市消防局長「火災は、事業所や繁華街での発生のほか、住宅の建物火災の発生が後を立たず、火災の発生防止、被害の軽減のためには皆さま方、消防用設備等の適正な設置をはじめとした皆さま方のご協力が必要不可欠だ」と、さらなる協力を呼び掛けた。
今年1年の組合と参加企業の発展を祈念した乾杯の発声を神奈川県防災消防協同組合の石田正理事長が行い祝宴に移ると、参加者は親睦を深めた。
あいさつする大室理事長