記事

事業者
さいたま市建設業協会

さいたま市建設業協会が新春賀詞交歓会

2025/01/20 埼玉建設新聞

 さいたま市建設業協会(斎藤恵介会長)は16日、2025年の新春賀詞交歓会を市内のザ・マークグランドホテルで開催した。当日は、多くの会員や清水勇人市長をはじめとした市幹部やSIAさいたま建築家懇話会の神田廣行会長ら多くの来賓を合わせ、およそ120人が出席。新年の協会と市の発展を祈念した。

 主催者あいさつに立った斎藤会長は「われわれの業界は、働き方改革や人手不足など多くの課題もあり、何が起こるかわからないが、歯を食いしばって頑張っていきたい」と決意を新たにした。続けて「今の採用状況は難しい状況で、特に中小企業の採用がますます厳しくなっている。大切なことは、今いる社員が辞めないよう努力することで、社員に目配りしながら育てることが重要だ」と強調。さらに「社員を大事にして魅力ある企業にしていく必要がある。今年はこのことに徹してやっていかなければならないのではないか。協会としてもできることは何でもやっていきたいと考えているので、良いアイディアがあれば事務局に話してほしい」と呼び掛けた。

 祝辞で清水市長は「多くの自治体が人口減少に悩んでいる中、さいたま市の人口は昨年135万人を突破した。2035年までは引き続き増加が続くという推計が出ており、さらに50年は20年の人口が維持できる全国で3つの自治体の一つに、さいたま市はなっている」と紹介。そのうえで「私たちが1番重視している市民の意識調査では、住みやすいとの回答が86・4%、住み続けたいとの回答は87・2%となっている。皆さんのご尽力により、住みやすいまちが形成され、安全に暮らせるまちが出来上がってきたと思う」と感謝を伝えた。さいたま市議会の帆足和之議長は「これからも、さいたま市の発展、市民の生活向上のためにご協力を」と協力を求めた。

 日野徹副市長の発声で祝宴に入り、会場は歓談の輪が広がり出席者は和やかに懇親を深めた。


写真=あいさつする斎藤会長

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら