つくば市は、さくら運動公園(流星台63)のLED照明更新工事を計画している。2025年度に一般競争入札を行い、野球場ナイター照明を更新する。同園ではまた、芝生広場周辺の再整備に向けた検討に着手。25年度中に基本計画・基本設計をまとめ、早ければ26年度から工事を進めていきたい考え。今後実施するワークショップの内容を踏まえ、トイレや四阿を整備していく。
同園の公園面積が9万3347㎡となり、用途地域については第二種住居地域に区分。野球場やテニスコート(クレーコート3面、夜間照明付き全天候型テニスコート2面)、遊具広場、マウンテンバイクコースおよび駐車場(83台)などを有する。隣接地には桜総合体育館の他、子育て総合支援センター、桜保健センター、桜歴史民俗資料館が立地している。
照明更新工事では、野球場の照明4基をLED化する。ナイター灯は1981~83年に設置。野球場の規模に関しては両翼90m、中堅120m、収容人数3400人となる。本年度はつくばエンジニアリング(つくば市)が210万円で測量設計を担当。
芝生広場周辺の1・3haを対象とした再整備も進めていく。市民ワークショップなどを行い、25年度に基本計画・基本設計を策定。用地取得や実施設計と進め、早ければ2026年度中に着工の流れとなる。内容としてはトイレや四阿などを想定。市民からの要望を踏まえて、整備内容の具体化を進める方針だ。
基本計画・基本設計業務については一般競争入札を執行し、委託業者を選定する。予定価格1384万円(税抜き)。開札日は2月18日を予定している。履行期間については2026年1月16日まで。
基本計画策定業務の内容が、現況把握、敷地分析、計画内容の検討および設定、基本計画図の作成、照査、鳥瞰図等の作成となる。基本設計業務では、諸施設の検討および設定、基本設計図の作成、概算工事費の算出、基本設計説明書の作成、照査、鳥瞰図等の作成を行う。併せて、ワークショップを企画運営し、地域住民の合意形成を図っていく。ワークショップの開催回数に関しては4回を想定している。