厚生労働省は1月29日、2024年の労働災害発生状況(速報値)を公表した。これによると、死亡災害の発生状況は、死亡者数が全体で674人で前年同期比3人減。業種別では、建設業が218人で同比19人増で最多だった。
事故の型別発生状況は「墜落・転落」が173人で同比9人減。「交通事故(道路)」は112人で同比20人減。「はさまれ・巻き込まれ」99人で同比5人減。以下は「激突され」「崩壊・倒壊」「飛来・落下」と続いている。
休業4日以上の死傷者数は、全体が12万2812人で同比376人増。建設業は1万2775人で同比548人減だった。
事故の型別では「転倒」3万2773人で同比330人増、「動作の反動・無理な動作」1万9525人で同比219人増、「墜落・転落」1万8807人で同比126人減となっている。