国土交通省は1月29日、鹿島南六郷物流センター(東京都大田区)の開発計画を脱炭素化促進に資する都市開発事業(脱炭素都市再生整備事業)として認定した。新設された同事業の制度で民間施設を認定するのは今回が初となる。
国交省は2024年の都市再生特別措置法一部改正に伴い、脱炭素化に貢献する都市開発事業を公認する制度を創設した。
今回認定された事業は鹿島建設が事業者。敷地面積は1万689㎡。建築面積は6211㎡。緑地面積は821㎡。羽田空港近隣で利便性の高いエリアに建設。歩行者通路や緑地、太陽光発電施設などを備える。物流の活性化、環境に配慮した建物の建設、近隣住人が積極的に徒歩や自転車による移動を選択できるまちづくりなどをテーマにした事業となっている。