日本建設産業職員労働組合協議会(日建協)は1月30日、2024年11月に実施した「4週8閉所ステップアップ運動」の調査の結果を公表した。平均閉所日数は7・69(前年同月6・99)、その月の土曜、日曜、祝日を考慮して設定した「4週8閉所指数」は4週6・15閉所(同5・59閉所)と改善した。
調査は4004作業所(土木1995作業所、建築2009作業所)が回答。業種別での平均閉所日数は土木工事8・07、建築工事7・31だった。
閉所日数別では10閉所の作業所が全体の27・6%(作業所数1107)でトップ。続いて9閉所19・2%(同768)、8閉所11・0%(同441)の順。全体で8閉所以上は53・7%を占めた。
また土木・建築別だと土木は10閉所、9閉所、8閉所の順に多いが、建築は10閉所、9閉所の次は4閉所だった。
日建協では、18年11月から11月と6月に閉所に関する月間の調査とする「4週8閉所ステップアップ運動」を実施している。