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国土交通省利根川水系砂防事務所,その他記事(公共)

床固工と帯工工事を4~6月に発注

2025/02/04 群馬建設新聞


国土交通省利根川水系砂防事務所は、高崎市倉渕町川浦地先で行う床固工および帯工工事を一括で4~6月に発注する。烏川周辺で進めている川浦床固群の整備事業として行うもので、発注方式は一般競争入札方式となる。工事発注規模は1億円以上2億円未満。工期はフレックス方式を活用し約11カ月を見込んでいる。設計業務はパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)が担当した。

川浦床固群整備は烏川流域で過去に発生した豪雨により、河道内に不安定な土砂が堆積していることから、河床や渓岸を安定させるために実施している。

くらぶち英語村(高崎市倉渕町川浦1414-1)付近の主要地方道長野原倉渕線の川浦橋から下流の同川明神橋周辺までの約3000mを対象とする施設となる。

事業着手は2018年度で、全体として床固工9基と帯工29基を整備する計画で、左岸側を中心に3379mにわたる護岸工も実施する。

今回発注するのは、第5床固工と第17・18帯工となる。規模は◇第5床固工=延長32m、高さ2・5m◇第17帯工=延長39m、高さ2m◇第18帯工=延長40m、高さ2m-となる。全体の床固め工、帯工、護岸工の設計は日本工営(東京都千代田区)が担当。修正設計はパシフィックコンサルタンツが担当した。

直近では、床固工1基と帯工2基を施工したR6川浦第4床固工工事を沼田土建(沼田市)が担当したほか、床固工1基、帯工3基を整備したR5川浦第三床固工工事を萬屋建設(沼田市)が担当した。

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