さくら市は3日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比10・2%増の238億8000万円で過去最大規模。普通建設事業費は4・8%減の19億5768万8000円。新規は、放課後児童クラブ施設整備、新産業団地開発候補地の蒲須坂工業団地南側エリアの現形測量、小学校施設長寿命化計画策定、栃木サッカークラブ練習場整備補助金・周辺環境整備、氏家駅東・産業団地・喜連川市街地の都市計画変更、常設子どもの居場所事業整備補助金新設、氏家駅東地区魅力向上事業化協議資料作成。継続事業に農業用ため池防災減災対策を盛り込んだ。(4面に予算額)
事業費は放課後児童クラブ施設が6億1582万9000円を計上。南小放課後児童クラブ整備、さくら南児童センター(仮称)改修設計、民設民営放課後児童クラブ施設整備補助に充てる。
蒲須坂工業団地南側エリアの現形測量に3234万円、長寿命化計画策定に2448万6000円、練習場整備補助金・周辺環境整備に3億6500万円、都市計画変更に1950万円、常設子どもの居場所事業整備補助金新設に825万円、事業化協議資料作成に257万円を配分した。
農業用ため池防災減災対策の事業費は4292万円。鹿子畑池(下)の実施設計、湯前山池の防災工事に充てる。
このほか、新規は認可保育所施設整備補助に3億円、お丸山第5エリアのスカイタワー周辺に遊具設置に1000万円を措置。
拡充は公園等整備事業に1745万円、温泉施設維持管理事業に273万6000円を計上。公園等整備はお丸山第4期エリアへの張芝、ゆうゆうパークへのあずまや設置、温泉施設はもとゆ温泉の浴槽タイル改修や浴室カラン更新など工事を実施する。
上阿久津台地土地区画整理事業特別会計は前年度比45・6%減の1億3456万6000円。下水道事業会計の資本的支出は6・3%減の10億8853万1000円。水道事業会計の資本的支出は11・4%増の9億3924万6000円。