八千代町は、町内2つの中学校、5つの小学校を統合した小中一貫校の設置を計画する。統合は2031年4月を予定。2つの中学校を28年4月に統合した後、小学校5校を統合した小中一貫校を八千代第一中学校の敷地および隣接地に新設する。本年度内にも町内学校の適正規模・適正配置に関する方針を策定する。
対象の中学校は八千代第一中学校・東中学校の2校。対等な新設統合で、28年4月の統合を掲げる。新設統合校は、既存の八千代第一中学校を利用する。
統合対象の小学校は、西豊田小学校・安静小学校・中結城小学校・下結城小学校・川西小学校の5校。31年4月の統合を予定し、八千代第一中学校の敷地および隣接地に新設統合校を設立する。
新設統合に伴い、準備・推進委員会を25年度中に設置する。委員会では、基本構想・基本計画の策定や小中一貫の設置に向けた具体的な事項を協議する。そのほか、小中学校跡地の利活用を図る。公共施設の適正配置に関する方向性や地域福祉・住民コミュニティのニーズを双方から協議、将来を見据え、あらゆる可能性を模索する。
町は、今回の検討を進めるにあたって、小中一貫教育を推進した学校運営を図っていくとしたほか、学区が広くなることによるスクールバス等の導入や統廃合後の学校施設の利活用を併せて検討するとしている。
案作成にあたり、パブリックコメントを実施している。詳しくは学校教育課庶務係(代表電話0296-48-1111)まで。