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長野県塩尻市

塩尻市の耐震事業/保育所診断と補助金等

2006/04/29 長野建設新聞

 塩尻市の18年度当初予算は、<1>社会資本整備の推進<2>今日的な行政分野の施策<3>防犯・防災対策等の危機管理施策の3点に配慮、重点的な予算編成とされている。

 このうち、防災対策等の危機管理施策として、弊紙4月27日付「ニュースの交差点」でも取り上げた耐震関連事業には、保育所施設と市内住宅について予算計上が行われている。

 保育所の耐震診断委託には1035万円が盛られており、木造の桔梗ケ原保育園と吉田原保育園、およびRC造のみずほ、大門、片丘北部の3保育園計5施設において業務を遂行する計画。

 15年度の施設整備計画策定の折りには、建替えについて、基本的に建物の築年数の古い順番に着手していく方針とされていた。これに沿えば、今年度設計等を予定する高出保育園に次ぐ事業着手は広丘東保育園の見通しだが、今回の診断結果等も絡んで計画見直しの可能性もある。

 ちなみに、これら以外の木造園舎は北部との統合が考えられている片丘南部保育園がある。

 また、市内住宅の耐震対策に関しては、耐震診断委託に362万円、新たな取り組みとなる耐震補強工事への補助金に600万円を当初予算に設定している。



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