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(社)埼玉県測量設計業協会

埼測協が川越総合高校で測量体験授業

2025/02/07 埼玉建設新聞

 埼玉県測量設計業協会(及川修会長)は5日、川越市内の県立川越総合高校を訪れ、総合学科2年生を対象に測量体験授業を行った。

 今回の取り組みは、若年者の担い手推進事業の一環で、同協会経営委員会(本田潤也委員長)が中心となり、同協会内の東部、西部、北部の地区協議会で各1校ずつ実施している出前授業。本年度はこれまでに北部地区は熊谷工業高校、東部地区はいずみ高校で実施。今回は西部地区の取り組みとして実施した。

 参加したのは総合学科2年生のうち、ガーデンデザイン科目を履修している生徒6人。実習に先立ち本田委員長は授業内容について「ドローンを触ってもらったり、ライダーという3次元のデータが取れる測量をアイパッドで行ってもらい、こういう機械を使って測量の仕事をしているということを体験してください」と説明。続けて「本日の体験を通して、測量の仕事を少しでも知って興味を持っていただき、将来やりたい仕事の選択肢の1つとしていただければ」と期待した。

 生徒は最初に校庭で、ドローンやアイパッド、地上レーザースキャナーを使った測量体験授業に参加。小型の簡易ドローンは2人1組となり、一人ずつ操作を体験。その後、教室内に移動し、ドローン等で取得したデータをもとに作成した三次元測量の説明を受けたほか、協会のPRビデオ視聴や質問タイムも設けられ、測量の仕事に理解を深めた。

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