土浦市は第9次総合計画の実現に向けて、2025~27年度に取り組む事業の実施計画を策定した。主なものでは、荒川沖木田余線(Ⅱ期)整備事業へ3カ年で21億7600万円を投じる。上高津貝塚再整備事業・長寿命化改良事業に8億4000万円、上大津地区統合小学校整備事業には3億1700万円を計上。スマートIC整備と周辺地区の企業誘致についても継続的に実施する。
道路関連では、3年間の事業費として荒川沖木田余線(Ⅱ期)整備事業に21億7600万円、田村沖宿線延伸道路整備事業は2億9800万円、スマートIC整備事業では4億500万円を投入。また、4億7600万円を充て、スマートIC周辺地区土地利用促進事業を進めていく。
上高津貝塚再整備事業・長寿命化改良事業は上高津貝塚の展示内容を一新するとともに、施設の長寿命化を図るもの。考古資料館(上高津1843)の建物がRC造2階建て、延べ床面積1764㎡、1994年建築。基本・実施設計に係る一般競争入札を25日に執行する。予定価格は2187万円、履行期間は26年3月20日まで。
上大津地区統合小学校は上大津東小(沖宿町2489)北側に校舎および体育館を新築。既存校舎南側にグラウンドを整備する計画。校舎は2階建て一部平屋建て、延べ床面積6900㎡を想定。楠山設計・須藤設計特定JVが設計をまとめており、26年から2カ年で施工を進める方針。
主要事業としては他に▽TX延伸事業等=1億7700万円▽水郷筑波サイクリング環境整備事業=5100万円▽橋梁耐震対策・長寿命化修繕事業=13億3500万円▽小中学校長寿命化改良事業=17億7700万円▽企業誘致事業=7億3900万円▽公共下水道雨水排水路等整備・維持管理事業等=36億400万円-など。