筑西市(須藤茂市長)は7日、2025年度当初予算案を明らかにした。主な事業では、道の駅拡張整備事業に8億7079万6000円を計上し、造成工事や施設整備工事などを進める。継続事業では、玉戸・一本松線整備事業に4カ年継続費12億600万、下館西中学校プール整備事業に2カ年8億7246万円を設定。そのほか、小学校施設解体事業に4億8142万8000円を充てた。
道の駅グランテラス筑西の拡張事業には、8億7079万6000円を充てた。25年度は造成工事費に1億2334万9000円、施設整備工事費に6億5087万円を計上し、26年度内の供用開始に向け、工事を進める。
玉戸・一本松線整備事業では、4カ年継続費12億600万を設定。年割額が25年度3億2440万円、26年度5億5840万円、27年度2億480万円、28年度1億1840万円。延長1530m部分の整備を引き続き行う。
下館西中学校プール整備事業においては、2カ年継続費8億7246万円を設定。年割額は、25年度6億9796万8000円、26年度1億7449万2000円。下館西中学校のプールを解体した後、新たなプール建設工事に着手する。
小学校施設解体事業では、鳥羽小学校の解体工事費に3億3233万1000円を計上したほか、同小学校のプールの解体費に7000万円を充てた。市は小学校のプールを中学校に集約化することを目指しており、新治小学校のプール解体も検討している。
そのほか、橋梁長寿命化事業に2億5349万7000円を計上。橋梁の維持補修のほか、メンテナンス委託料などを計上しており、橋梁の適切な管理を行う。
また、市営住宅維持補修事業には9441万3000円を充て、25年度は、耐震調査や改修設計を委託。既存市営住宅の解体や、市営住宅の改修工事などを実施し、住みやすいまちを目指す。
一般会計は489億8307万5000円で、対前年比3・6%(17億2307万5000円)の増となった。普通建設事業費は、46億4500万円(百万円単位)で同28・1%(10億1800万円)の増。
水道事業会計の資本的支出が15億396万5000円で、同7・5%の減。
下水道事業の資本的支出が10億2939万5000円で、同20・7%の減となった。
農業集落排水事業の資本的支出が2億8442万7000円で、同13・7%減。
【当初予算案の主な事業】
◆道の駅整備拡張整備事業=8億7079万6000円
◆下館西中学校プール整備事業=8億7246万円(25~26年度継続)
◆小学校施設解体事業=4億8142万8000円