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国土交通省

【建築保全労務単価】全国全職種平均8・3%増/12年連続上昇

2025/02/18 本社配信

 国土交通省は14日、4月から適用する建築保全業務労務単価を明らかにした。全国・全職種の平均は1万8002円で前年度比8・3%の増加となった。12年連続の上昇で、2012年度比で36・9%増となっている。

 労務単価は全国を10地区に区分。職種は保全技師等、清掃員、警備員の3つ。技術者区分でいうと、点検・保守および運転・監視業務は保全技師関係で6区分。清掃業務は清掃員で3区分。施設警備業務は警備員3区分。合計12区分となる。労務単価は労働者に支払われる賃金に関するものであり、諸経費は含まれていない。

 職種ごとにみると、保全技師等は全国平均2万3032円(前年度比7・6%増)、清掃員1万5350円(同9・8%増)、警備員1万5623円(同8・2%増)となっている。

 なお建築保全業務労務単価は、各省庁の施設管理者が建築保全業務共通仕様書を適用する業務について、積算する参考単価としているもの。

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