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群馬県富岡市

富岡市は2025年度当初予算案明らかに

2025/02/20 群馬建設新聞


富岡市(榎本義法市長)は19日、2025年度当初予算案を発表した。西小学校の長寿命化改修事業のほか、さくら小学校の建設事業に向けて動き出す。富岡市民体育館では大規模改修事業に向けて10億3457万5000円を確保した。

市長は「未来を育む教育環境充実予算をテーマに教育関連施設の予算への配分を強化した」と述べた。一般会計総額は過去最大となる271億8600万円で、35億1000万円の増で対前年度比14・8%増。普通建設事業費は75億2494万8000円で、35億7264万1000円の増となる同比90・4%増。構成比は27・7%とした。

西小学校長寿命化事業は校舎などで改修工事を予定する。校舎は北校舎がRC造3階建て、延べ床面積4124㎡、南校舎はRC造2階建て、延べ床面積882㎡。

さくら小学校建設事業は一ノ宮運動場へ新たな校舎、屋内運動場の建設を予定する。

富岡市民体育館の大規模改修は空調設備の更新工事や内外装の更新工事、照明改修工事などを想定している。

(仮称)富岡学童クラブ建設事業では、1億2625万4000円を確保し、富岡地区職業訓練校の跡地に新たな学童クラブの建設を予定している。設計業務は赤石一級建築士事務所(富岡市)が手掛けている。

また、新規事業として地域要望などを受けて、神農原地内への上信電鉄の新駅設置に向けた測量設計に動き出す。ヨコオ富岡工場(神農原1112)付近での設置を見込んでいる。

このほか、市道6100号線交差点改良事業(富岡地内)に着手し、測量設計および電線共同溝移設設計を予定する。国道254号の交差点改良により、通学路の安全性の向上を図ることが目的。また、焼却施設の機能維持を行うため、焼却炉壁およびバグフィルター内の更新工事に7821万円を計上した。

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