記事

事業者
茨城県桜川市

桜川市/新庁舎の着工へ/予算案 学園体育館に空調

2025/02/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 桜川市(大塚秀喜市長)は18日、2025年度当初予算案を公表した。主な事業では、新庁舎建設事業に24億5940万円を計上。25年度は変更設計を進め、25年度内の本体工事着手を目指す。公立学校空調設備等整備事業には2億1092万7000円、通学路整備事業には1億1950万円を充てた。普通建設事業費は36億1646万円で、対前年度比2732万9000円増(0・8%増)となった。

 新庁舎建設事業には24億5940万円を計上。25年度内は年内に変更設計を完了させ、26年1~2月ごろの本体工事着工を目指す。順調に進めば27年12月までに完成させ、27年度内の供用開始を図る。

 公立学校空調設備等整備事業では、真壁学園義務教育学校の体育館2棟へ空調機器を設置する。また小中学校計9校の特別教室の空調整備も行う。

 通学路整備事業では、真壁学園、坂戸小、岩瀬西中の通学路を新設改良する。その他土木関連では、道路維持事業に8632万8000円、道路新設改良事業に1億5390万8000円、上曽トンネル整備事業に4480万円、市内3カ所の河川の改修・浚渫費として6280万円。

 継続して行っている桜川筑西IC周辺地区開発整備事業では、大和駅北公園の園名板の整備を実施。3280万2000円を充てた。そのほか、筑波高原キャンプ場施設解体に5000万円、大和体力増進センターのLED化に785万4000円を計上した。

 一般会計は223憶3000万円で、対前年度比14億1993万3000円(6・8%)の増加。企業会計では、水道事業会計の資本的支出が4億7457万4000円で、同6・0%の増、下水道事業会計の資本的支出は3億3682万7000円で同13・1%の減。


【当初予算案の主な事業】

◆新庁舎建設事業=24億5940万円

◆公立学校空調設備等整備事業=2億1092万7000円

◆通学路整備事業=1億1950万円

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら