県峡南建設事務所身延支所は、南アルプス公園線災害防除工事その7を進める。早川町初鹿島地内において、法枠工をメインに行う。入札公告の時期は2月下旬を予定し、一般競争で発注される。
同線は一級河川・早川と並行した形で供用されており、周囲は急峻な山間部に位置する。
災害防除工事では法枠工をメインに行って、現地の法面における落石対策につなげていく。
現場の状況としては、自然な形の法面となっている。風化が進んでおり、細かな石が落ちている様子も見られるという。
現地には通行する車両に対して落石注意を促す看板を設置して対応している。同支所では、法面から落石の危険性があるため、対策を進めていく。
今回の工事では、既存法面にある危険な石を全て切り落とす。その後はモルタル吹き付けを行って法枠工を進める。
概要はL約40mを見込んでいる。
同支所では、同線の身延町小原島付近に設置されている雨量規制のゲートがある付近から早川町役場までの間を災害防除に係る対策箇所に位置付けて、速やかに工事を進めていく方向。対策工事の推進により、県道の安全な通行を図っていく。
発注時期は2月下旬を予定しており、総合評価方式の一般競争入札を執行して発注する。
工事に伴う設計業務についてはサンポーが担当してまとめた。成果品は既に納品済みとなっている。
工期は約12カ月間を見込んで進める。繰越明許措置を行って、2026年3月末まの完了を目指す。
















