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群馬県板倉町

25年度当初予算案を示した

2025/02/26 群馬建設新聞


板倉町(小野田富康町長)は21日、2025年度当初予算案を明らかにした。新規事業として、公立保育園および公立児童館を統合した新施設の建設事業に着手する。土地の取得に向けた測量など委託料973万9000円を盛り込んだ。

一般会計予算は5億500万円増となる65億円を計上し、対前年度比8・4%の増加となった。普通建設事業費は3億9918万3000円で同比11%の減、構成比は6・1%となる。

公立保育園・公立児童館建設事業を始動する。町営の2保育園および児童館機能を一園化する新施設の建設を目指す。

25年度は、候補地の選定および土地取得のために測量などを委託する。

統合を計画しているのは、板倉保育園(岩田991)および北保育園(西岡331)、板倉町児童館(板倉4208-2)の3施設となっている。

3施設はいずれも建設から約50年が経過しており老朽化が著しく、新耐震基準を満たしていないことを受けて建て替えを計画。施設状況に加えて、少子化などの社会情勢を加味して統廃合を決めた。

土木関連予算としては◇道路長寿命化事業=2500万円◇町単独道路整備事業=1億2958万2000円◇橋梁長寿命化事業=2740万1000円◇公園維持管理事業=4322万6000円-をそれぞれ計上した。新規事業として、都市下水路排水区域内水浸水シミュレーション事業に620万円を充てている。都市下水路排水区域において、雨水出水浸水想定区域図など策定のために支援業務を委託する。

このほか、防災対策事業に2902万3000円を確保しており、防災マップの更新などを進める。

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