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大泉町25年度当初予算案を明らかに

2025/02/27 群馬建設新聞


大泉町(村山俊明町長)は26日、2025年度当初予算案を示した。北小泉周辺地区治水・冠水対策事業に3億6912万円を計上した。新規事業としては、いずみ総合公園野球場の改修に向けた設計委託料715万円、防災行政無線新設・移設工事費1億701万円をそれぞれ盛り込んだ。

一般会計予算は237億6900万円とし前年度から75億2300万円の増加、対前年度比46・3%増とした。普通建設事業費は90億5659万3000円で前年度と比べ60億1669万1000円の増加、同比297・9%増となり、構成比は38・1%。24年度から2カ年工事で進める役場庁舎建設事業費67億5802万円などが計上されることから、過去最大の予算編成となった。

新産業団地の造成を進めている北小泉周辺地区で、調整池建設などの治水・冠水対策工事を行う。このほか、西小泉地区で5ブロック町道38号線道路冠水対策工事費8116万円、寄木戸地区の1級路線町道8号線道路冠水対策工事費4994万円もそれぞれ計上した。29年開催予定の国民スポーツ大会に向けて、いずみ総合公園ワカキヤ大泉町民野球場(丘山50-1)を改修する。25年度は設計を委託し、26年度以降の着工を目指す。

新規事業として、役場庁舎移転に伴い防災行政無線の更新や移設工事などを行う。

また、建設が進む新役場庁舎の南側用地に広場やアクセス道路を新設する。公有地整備事業として2億9979万円を盛り込んだ。

このほか寄木戸地区および丘山地区を流れる七ヶ村用水路の改修事業に1億9963万円を計上し、用水路および農道の改修を進める。

道路関連事業としては◇道路維持事業=1億6799万3000円◇道路新設改良事業=1億6236万4000円◇橋りょう維持事業=3150万1000円-を盛り込んだ。

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